▽トランプ関税無効判断、金融市場はドル・国債売りで反応-株は上昇<bloomberg日本語版>2026年2月21日 at 1:11 JST
- ドル指数は日中安値に下落、円は対ドルで上昇に転じ154円台後半
- 米国債は長期ゾーン中心に下落、関税収入は財政改善に寄与

米連邦最高裁判所がトランプ大統領の大規模な関税措置を無効と判断したことを受けて、米金融市場ではドルと米国債が売られる一方、株は値上がりした。
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ブルームバーグ・ドル・スポット指数は最高裁の判断を受けて一時約0.3%低下し、この日の安値をつけた。ドルは対円で下げに転じ、一時154円70銭台まで売られる場面があった。その後は下げをやや縮めている。

米国債は長期ゾーンを中心に下落(利回りは上昇)。背景には、関税収入が米財政の改善に寄与していたことがある。
米主要株価3指数はそろって上昇。S&P500種株価指数の構成銘柄のうち300余りが値上がりしている。
アネックス・ウェルス・マネジメントのブライアン・ジェイコブセン氏は「1977年国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づくトランプ氏の関税が維持されるとの見方を維持していたのは政権だけのようだ」と指摘。
その上で「今回の判断は、トランプ政権が国・地域別やセクター別の関税に軸足を移すことを意味する。これらは発動までに時間がかかる」と述べた。
原題:Stocks Rise as Court Strikes Down Trump Tariffs: Markets Wrap、Dollar Falls to Lows as Supreme Court Strikes Down Tariffs、US Treasuries Fall After Supreme Court Scraps Trump’s Tariffs(抜粋)
▽新関税が1対1の置き換えなら影響軽微=米セントルイス連銀総裁<ロイター日本語版>2026年2月21日午前 6:45 GMT+9

[20日 ロイター] – 米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は20日、連邦最高裁による関税違法判決を受けてトランプ大統領が発表した新たな関税が実質的に1対1の置き換えであれば、経済見通しは全体として変わらないと述べた。また、最高裁の判決は不確実な時期をもたらす可能性があるとし、対応を確認するため企業経営者らと話し合う考えを示した。
フォックス・ビジネスネットワークの取材に応じた。
トランプ米大統領は20日、連邦最高裁が違法と判断した広範な関税措置の一部に代わる措置として、150日間にわたり全世界に10%の追加関税を課すと表明した。 もっと見る