▽ウクライナ、ロシアの「核取得」非難を否定 英仏関与説「荒唐無稽」<ロイター日本語版>2026年2月25日午前 4:56 GMT+9
Olena Harmash, Dmitry Antonov, Maxim Rodionov
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[キーウ/モスクワ 24日 ロイター] – ウクライナは24日、英仏の協力を得てウクライナが核兵器を取得しようとしているとロシアが非難したことについて、「荒唐無稽」として否定した。
ロシアの情報機関、対外情報局(SVR)はこの日、証拠は示さずに英国とフランスがウクライナに対し核兵器関連部品や技術を供与する準備を秘密裏に進めていると非難。共に核保有国である英仏両国は、ロシアのこうした主張を否定している。
ウクライナ外務省のティーヒー報道官はロイターに対し「ウクライナはこれまで何度もこうしたロシアの荒唐無稽な主張を否定してきた。今回も公式に否定する。ロシアによる『情報爆弾』を非難するよう国際社会に呼びかける」と述べた。
ロシア対外情報局はウクライナに対する全面侵攻開始から丸4年になるこの日に合わせて発表した声明で、英仏は、ウクライナが戦争終結に向け有利な条件を引き出すために「核爆弾、もしくは少なくとも『汚い爆弾(ダーティーボム)』」を保有することが必要だと考えていると主張。英仏はウクライナが自力で入手したように見せかけながら、核兵器とその運搬手段の供与に積極的に取り組んでいるとした。
「汚い爆弾」は放射性物質飛散装置(RDD)の一種で、爆発物に粉末状の放射性物質などを混ぜ、爆発の威力で飛散させる爆弾で、核爆弾とは種類が異なる。
ロシア対外情報局の報告を受け、ロシアのプーチン大統領は連邦保安庁(FSB)の会合で、ロシアの敵対勢力はロシアに対し核を用いた攻撃を行えばどのような結果を招くか理解しているはずだと言及。ロシア国内メディアによると、ウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は、ウクライナが核兵器を取得しようとしているとロシアが主張している件について、ウクライナ紛争の解決に向けたロシアの交渉姿勢に影響するとし、和平を仲介している米国に説明を行うと述べた。
ウクライナのゼレンスキー大統領はこれまで、ウクライナが旧ソ連から継承した核兵器を十分な拘束力のある安全保障を得ないまま1990年代に放棄した判断を批判したことはあるが、ウクライナに核兵器を取得する意図はないと言明している。
▽ロシア、核保有国の衝突リスク警告 英仏がウクライナに核供与と非難<ロイター日本語版>2026年2月25日午前 1:34 GMT+9

[モスクワ 24日 ロイター] – ロシア外務省は24日、核保有国間の直接的な軍事衝突のリスクと、そうした衝突が起きた場合の重大な結果について改めて警告する声明を発表した。
ロシアの情報機関、対外情報局(SVR)はこの日、英国とフランスがウクライナに対し核兵器関連部品や技術を供与する準備を秘密裏に進めていると非難。外務省はこれを受けて声明を発表した。
SVRは主張を裏付ける資料を提示しておらず、在ロシア仏大使館はロシアメディアのRBCに対し「全くの虚偽」としてSVRの主張を否定。英国は今のところコメントしていない。
▽ウクライナ紛争、西側の介入で広範な対立に=ロシア大統領府<ロイター日本語版>2026年2月24日午後 8:30 GMT+9

[モスクワ 24日 ロイター] – ロシア大統領府は24日、ウクライナ紛争への欧米諸国の介入により、事態はロシアの破壊を目論む諸国との広範な対立に変質したとの見解を示した。
ペスコフ大統領報道官は、ロシア軍がウクライナに侵攻してからちょうど4年が経過したこの日、戦闘が継続していると述べる一方、ロシア側は政治・外交的手段による目標達成に引き続き門戸を開いていると語った。
ペスコフ氏は「西欧諸国や米国がこの紛争に直接介入したことで、特別軍事作戦は事実上、わが国の破壊を目標に掲げ続ける欧米諸国とロシアとの、はるかに大規模な対立へと姿を変えた」と主張した。
交渉による紛争解決の可能性について問われると、同氏は「われわれは平和実現に向けた努力を続けており、その立場は極めて明確かつ一貫している。全ては今後のウクライナ体制の行動次第だ」と述べた。
また、次回のウクライナとの交渉については、まだ確定していないため、時期や場所を特定することはできないとした上で「こうした取り組みが継続されることを切に願っている」と述べた。