[ワシントン 28日 ロイター] – トランプ米大統領は28日、イランで「大規模な戦闘作戦」を開始したと自身の交流サイト(SNS)で表明した。イラン国民には政府を掌握するよう呼びかけた。

米国防総省によると、作戦名は「猛烈な怒り作戦(OPERATION EPIC FURY)」。

トランプ氏は、イランのミサイルを破壊し、同国海軍を壊滅させることが目的だと説明した上で、米国側に死傷者が出る可能性があると警告した。

「われわれの目的は、イラン政権による差し迫った脅威を排除し米国民を守ることだ」と述べた。

「私の政権は、この地域にいる米軍人へのリスクを最小限に抑えるためにあらゆる可能な措置を講じてきた。しかしながら、私はこういうことを軽々しく言わないが、イラン政権は殺りくを望んでいる」とし、「勇敢な米国の英雄たちの命が失われ、戦争でしばしばあるような犠牲者が出るかもしれない。しかし、われわれがこれをやっているのは、今のためではない。未来のためであり、これは崇高な使命だ」と主張した。

イランのイスラム革命防衛隊メンバーに対し武器を放棄するよう呼びかけ、そうすれば免責を与えると約束した。もう一つの選択肢は「確実な死」と述べた。

トランプ氏、 イランで「大規模戦闘作戦開始」と表明

両国はここ数週間、イランの核開発計画について協議してきた。2月26日にも協議を行ったが、合意には至らなかった。

トランプ氏は「イランは何十年も拒否してきたように、拒否した。彼らは核開発の野望を放棄するあらゆる機会を拒否してきた。われわれはもう我慢できない」と述べた。

<体制転換呼びかけ>

イランでは昨年から反政府デモが行われ、デモ参加者と当局側で死傷者が多数出ている。トランプ氏は先月、「救援が向かっている」と述べ、デモ参加者に対し抗議活動を続けるよう促した。

トランプ大統領は攻撃に関する声明の中で抗議活動参加者の殺害に言及し、イラン国民に対し、爆弾は「あらゆる場所」に落とされるため身を隠すよう呼びかけた。

「我々の任務が終わったら、あなたがたの政府を掌握しなさい。それはあなた方がすることになる。おそらくこれは、今後何世代にもわたってあなたがたにとって唯一のチャンスとなる」と述べた。