
Matthew Griffin、Ruth Carson、Matthew Burgess
中東でイランと米国との戦争が激化する中、投資家は米東部時間1日夕方に始まる株・債券・エネルギー市場の取引開始に身構えている。
アジア時間2日早朝の外国為替市場では、ドルが急伸し、スイス・フランも主要通貨に対して堅調に推移している。一方、オーストラリア・ドルや南アフリカ・ランドを中心にリスクに敏感な通貨が下落。
サウジアラビアとエジプトの主要株価指数はいずれも1日の取引で2%強下落した。米国株、米国債、原油、金の先物はニューヨーク時間1日午後6時に取引開始予定で、投資家心理を測る最初の幅広い指標となる。
ブルームバーグ・エコノミクスは、中東での紛争が長期化すれば原油価格が1バレル=80ドルに達する可能性が高まると予想。ホルムズ海峡が封鎖されれば、最高108ドルまで急騰する可能性があると試算した。世界の原油輸送量の約5分の1が同海峡を通過しており、重要なエネルギーの要衝となっている。
北海ブレント原油先物は2月27日に1バレル=72.48ドルで取引を終えた。
原題:Dollar Surges as Traders Brace for War Impact: Markets Wrap(抜粋)