▽内閣情報調査室を「国家情報局」に格上げ、「偽情報」使った外国勢力の工作など分析へ…総合調整機能も<読売新聞オンライン>2026/03/04 05:00

 政府が今国会に提出する国家情報会議設置法案の全容が3日、判明した。インテリジェンス(情報収集、分析)の司令塔となる同会議の下に「国家情報局」を創設し、外国勢力による偽情報を使った影響工作などへの対処について、分析・評価を担う。同局に、各省庁の情報活動の総合調整機能も付与する。

 夏頃の発足を目指しており、法案は来週にも閣議決定する予定だ。

 同会議は首相を議長とし、官房長官や国家公安委員長、法相、外相、財務相、防衛相ら関係閣僚で構成する。安全保障やテロなどに関わる重要情報や、外国勢力による情報活動への対処などの基本方針を定める。

 インテリジェンスに関わる政策部門と情報部門の連携を強化し、政府一体となった迅速な情報の分析・評価を進める狙いがある。各省庁には必要な資料・情報を同会議に提供し、説明することを義務づけた。

 実務は同会議の事務局となる国家情報局が担う。内閣情報調査室を改編して格上げし、トップの国家情報局長は国家安全保障局長と同格に位置づける。自ら情報収集活動を行うとともに、防衛省や公安調査庁など各省庁からの情報も集約する。

▽安定的な皇位継承に向け与野党協議の「早期開催」要請…自民・麻生副総裁らが森衆院議長に<読売新聞オンライン>2026/03/04 05:00

 安定的な皇位継承に向け、自民党の麻生副総裁と小林政調会長が3日、衆院の森議長と会談し、各党・会派の代表者が参加する全体会議を早期に開催するよう求めたことがわかった。

 複数の党関係者によると、会談は議長公邸で30分ほど行われた。麻生、小林両氏は、皇族数の確保は喫緊の課題だとして、今国会中の皇室典範改正を目指す考えを伝えた。また、この日は森氏と衆院の石井副議長も会談し、今後の議論の進め方について意見交換した。

 与野党はこれまで、〈1〉女性皇族の身分を結婚後も保持する〈2〉旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える――の2案を協議してきた。与党は全体会議の開催に向けた調整を急ぎたい考えだ。