
[ワシントン 4日 ロイター] – 米上院は4日、イランへの空爆を停止するほか、同国へのいかなる攻撃にも議会の承認を義務付ける決議案を否決し、トランプ大統領の対イラン軍事作戦を支持した。
採決は賛成47、反対53で、おおむね党派に沿った結果となった。共和党からは1人を除く全員が決議案に反対し、民主党からは1人を除く全員が賛成した。
決議案を提出した民主党と一部共和党議員は、憲法に明記された議会の宣戦布告権を取り戻すための試みだと説明。反対派は、トランプ大統領の対応は合法で、限定的な攻撃を命じることは軍最高司令官として国を守る権限の範囲内だと主張した。
共和党は上下両院で多数派を占めており、これまでもトランプ氏の戦争権限を制限しようとする決議案を阻止してきた。ただ、今回反対票を投じた一部の共和党議員は、紛争が数週間に及ぶ場合、イラン戦略について政権高官に証言を求めると述べた。
仮に決議案が上下両院で可決されても、トランプ氏が拒否権を行使すると予想されるため、発効には両院で3分の2の多数を確保する必要がある。