- 前期比年率2.8%上昇、予想1.9%上昇-7-9月は5.2%上昇に上方修正
- 単位労働コストは2.8%上昇、それまで2四半期は低下していた

米国の労働生産性指数は2025年10-12月(第4四半期)に市場予想を上回る伸びとなった。7-9月(第3四半期)に記録した約5年ぶりの大幅上昇からは鈍化したものの、企業がコスト抑制のため効率向上に取り組んでいる状況が示された。
| キーポイント |
|---|
| ・非農業部門の労働生産性指数(速報値)は前期比年率2.8%上昇 ・ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は1.9%上昇 ・7-9月は5.2%上昇 ・従来発表の4.9%上昇から上方修正 |

労働生産性はこのところ改善傾向にあり、賃金上昇圧力の抑制に寄与している。労働市場はもはやインフレの要因ではないという米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の見解も裏付けている。
多くの企業にとって人件費は最大の支出項目であるため、企業は新たな技術や設備を導入して効率向上を図っている。人工知能(AI)技術などへの投資により、一部の企業はより少ない人員で業務を遂行できるようになり、これが昨年の雇用の低調さにつながった。
10-12月の単位労働コストは2.8%上昇となった。7-9月と4-6月(第2四半期)は低下していた。
生産は2.6%上昇。労働総投入量は0.2%低下した。時間当たり給与は5.7%上昇。実質給与は3.1%上昇と、過去1年余りで最大の伸びを示した。
2025年通年の労働生産性は2.2%、単位労働コストは1.9%それぞれ上昇した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:US Productivity Tops Forecast as Firms Seek to Contain Costs (2)(抜粋)