- 実現すればボーイングにとって史上最大級の受注
- トランプ氏、他国との交渉有利にするためボーイングを利用

米航空機大手のボーイングは近く、中国から「737MAX」500機を受注する見通しだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば、同社史上で最大級となる。受注はトランプ大統領が国賓として中国を訪問する際に発表される見通し。
両者はまた、「787ドリームライナー」と「777X」約100機など、ワイドボディー型についても交渉していると、関係者らは部外秘であることを理由に匿名で話した。これらの双通路機に関する合意は後日発表される可能性が高く、米中首脳会談では発表されない見通しだと、関係者の1人は述べた。
ボーイングの航空機は、中国の習近平国家主席とトランプ氏が結ぶ通商合意において重要な位置を占めると見込まれる。トランプ氏はこれまで、ボーイングを他国政府との合意を有利にする手段として活用してきた。
トランプ大統領は3月31日から4月2日にかけて中国を訪問し、習主席と会談する予定であり、習氏は年内にワシントンを訪問すると見込まれている。
ボーイングはコメントを控えた。中国商務省にコメントを求めたが現時点で返答はない。ホワイトハウスもコメント要請に直ちには応じなかった。

原題:Boeing Said to Be Close to 500-Jet Order With Trump-Xi Summit(抜粋)