• フロリダ州のドローンメーカーPowerusの上場支援
  • 他のメーカー上場にも関与、ドローン部品企業の顧問も
トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏(左)、次男エリック・トランプ氏
トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏(左)、次男エリック・トランプ氏Source: Bloomberg

Annie Massa

米国防総省が無人航空機システムへの支出を増やしている中、トランプ米大統領の長男らは、新しいドローン企業に投資するなど、防衛分野のポートフォリオを拡大している。

  フロリダ州ウェストパームビーチに拠点を置くドローンメーカーのPowerusは9日、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏、次男エリック・トランプ氏の支援を受け、株式公開すると発表した。発表によると、同社はナスダック上場のゴルフコース運営会社アウレウス・グリーンウェイ・ホールディングスと合併する予定だ。

  アウレウス・グリーンウェイの株価は9日のニューヨーク市場で一時24%急騰し、その後も14%高で推移している。

  ドローンや仮想通貨分野でトランプ家関連の取引を手掛けてきたブティック投資銀行ドミナリ・ホールディングスが助言を行った。

  トランプ一族はこのところ、ドローン関連への投資を進めている。エリック氏は先月、イスラエルの戦術航空機メーカー・エクステンドを、ナスダック上場建設会社と合併のうえ上場させる15億ドル(約2380億円)の取引を支援した。トランプ・ジュニア氏は、エクステンドとPowerusの両取引を支援したドローン部品メーカーのアンユージュアル・マシーンの顧問を2024年から務め、同社に投資している。

  米国防総省は、ドローン購入拡大に取り組んでいる。2027年までに数十万機を調達する11億ドル規模の計画で、米国内の生産基盤構築を目指している。

原題:Trump Family’s Defense Investments Grow With a New Drone Deal(抜粋)