▽茂木外相がイラン外相と電話会談、中東情勢悪化への「深刻な懸念」伝達…邦人の安全確保も要請<読売新聞オンライン>2026/03/09 21:08

 茂木外相は9日、イランのアッバス・アラグチ外相と電話で会談した。茂木氏は米国とイスラエルの攻撃に対するイランの報復で地域情勢が悪化していることについて「深刻に懸念している」と伝え、事態の早期沈静化を働きかけた。

 会談は約25分間行われ、茂木氏は、周辺国の民間施設に被害を与えるイランの攻撃を非難し、ただちに停止するよう求めた。拘束中の邦人2人の早期解放や邦人の安全確保も要請した。

 アラグチ氏はイラン側の立場を説明し、邦人の安全確保に協力することを表明した。会談後、茂木氏は外務省で記者団に「引き続き外交努力と邦人の安全確保に万全を期す」と語った。

▽高市首相、電気・ガス料金上昇に備え「即座に打つべき対策を検討中」…予備費など活用の考え<読売新聞オンライン>2026/03/09 20:44

 高市首相は9日の衆院予算委員会集中審議で、イラン情勢を巡り、原油価格高騰による電気・ガス料金などの上昇に備えた対策を検討していることを明らかにした。事実上封鎖されたホルムズ海峡の状況が集団的自衛権の限定的な行使を可能とする「存立危機事態」に当たるかについては、認定していないと説明した。

 首相はエネルギー価格の上昇が見込まれることを受け、「即座に打つべき対策を先週前半から検討している。遅すぎることなく対策を打つ」と述べた。追加の予算措置は行わず、今年度予算の予備費などを活用する考えを示した。

 イラン情勢の事態認定を巡り、米艦船への補給などの後方支援ができる「重要影響事態」についても、「該当するとした判断は行っていない」と語った。今後、存立危機事態を認定する可能性については、「政府が全ての情報を総合して判断する」と述べるにとどめた。米国から同海峡でのタンカー護衛の協力要請はないことも明らかにした。

▽外務省、「和平調停担当室」新設へ 中東など国際情勢の悪化受け<毎日新聞>2026/3/9 19:32

 外務省は来週前半に、国際紛争の和平調停に取り組む担当室を新設する方針を決めた。中東情勢の悪化などで国際秩序が不安定化する中、国際社会の平和と安全に関し、日本がより積極的な役割を目指す狙い。