[キーウ 10日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアのペルシャ湾岸3カ国に防空専門チームを派遣したと明らかにした。イランによるドローンなどを駆使した航空攻撃対策の支援が目的だ。
ウクライナは現在も、防空ミサイルよりもずっと安価で小型のドローンや電波妨害装置などを使って、毎晩のようにロシアから飛来するドローンを迎撃。湾岸諸国はイランのドローンに対抗するため、高価な防空ミサイルを大量に購入してきた一方、こうしたウクライナの対ドローン戦闘における専門知識を求めている。
ゼレンスキー氏は記者団に「中東情勢を踏まえてわれわれは(防空)チームを送った。これは専門性があり、装備もあるチームだ」と語った。チームの詳細には言及しなかったが、今週中には稼働態勢を敷くはずだと述べた。
さらに「これら(湾岸)諸国は(ドローン)迎撃手段をかなり買ってきたとしても、われわれのオペレーターやソフトウエアがない限り、迎撃効果がないと認識していると思う」と強調した。
ゼレンスキー氏の広報担当顧問によると、ウクライナの専門チームは既にヨルダンの米軍基地に配置されているという。