▽【詳報】ホワイトハウスで日米首脳会談・夕食会…高市首相の日米は「最強のバディと確信」にトランプ氏笑顔<読売新聞オンライン>2026/03/20 00:14 (2026/03/20 10:52更新)
高市首相は19日(日本時間20日未明)、米ワシントンのホワイトハウスでトランプ大統領と会談した。ホルムズ海峡への艦船派遣を同盟国などに要求して以来、先進7か国(G7)首脳でトランプ氏と対面で会談するのは高市首相が初めて。会談や夕食会の模様を伝える。(首脳会談の要旨は こちら )
約1時間半の夕食会が終了
19日午後8時47分(日本時間午前9時47分) ホワイトハウスでの夕食会が終了した。

高市首相はグレースーツに着替える
高市首相は夕食会にダークグレーのスーツに真珠のネックレスを身につけて出席した。
高市氏は「強い日本、強いアメリカ。豊かな日本、豊かなアメリカ。私たちはこれらを実現するための『最強のバディ』だと確信している」と語り、脇に立つトランプ米大統領は笑顔を見せた。
米国建国から今年で250周年を迎えることを祝して、高市氏は、日本から米国に250本の桜の木を寄贈することも明らかにした。
高市氏はトランプ米大統領を「ドナルド」と呼び、翌20日で20歳の誕生日を迎える息子のバロン・トランプ氏について「立派にイケメンに成長されているとうかがっている」と述べて祝福した。
夕食会場で「トトロ」のテーマソング
夕食会には米側から、バンス副大統領やヘグセス国防長官、ベッセント財務長官らトランプ政権の閣僚や、米グーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)らが出席した。
会場では、美空ひばりの「川の流れのように」や映画「となりのトトロ」のテーマソングなどが流れた。

ホワイトハウスでの夕食会始まる
午後7時19分(日本時間8時19分) ホワイトハウスでの夕食会開始。
トランプ米大統領は夕食会の冒頭、「今夜は私たちにとって非常に特別な方、素晴らしい方をお迎えしている。私の良き友人であり、パートナーである彼女を、ホワイトハウスへの初訪問として歓迎できることを大変うれしく思う。私が選挙で支持したほどだ」とあいさつし、高市首相を絶賛した。
さらに、「(日米の)共通の特性と価値観は、歴史上のあらゆる試練を超えてきた。どこを見ても、このことが見て取れ、最終的に両国を強固な同盟国であり、非常に親密な友好関係へと結びつけた。私たちのパートナーシップは、米国と日本を、地球上のほぼどの国よりも強く、自由で、成功した国へと導いてきた。(高市)首相と私のリーダーシップの下、このパートナーシップをまもなく、かつてないほど強固で素晴らしいものにしていくことができると確信している」とも述べた。
「偉大な二人の指導者」とグラス駐日大使が投稿
午後4時11分(日本時間5時11分) 米国のジョージ・グラス駐日大使はXに「米国と日本のパートナーシップはこれまでになく強固だ。それは昨年10月のトランプ大統領の訪日で明らかだった。(ホワイトハウス内の)大統領執務室での高市首相との会談がそれを裏付けている。偉大な二人の指導者。偉大な二つの国。米国と日本の同盟に成し遂げられないことはない」と投稿した。
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高市首相が会談終えインタビューに

午後3時5分(日本時間4時5分) 高市首相はトランプ米大統領との会談を終え、報道陣のインタビューに答えた。ホルムズ海峡の航行の安全など中東情勢を巡っては、日米間で緊密に意思疎通を続けていくことを確認したとし、拉致問題も話題に上ったと明らかにした。( イラン情勢巡っては「できることとできないことを詳細に説明」 )
親指立てるツーショット公開
午後1時58分(日本時間2時58分) 米ホワイトハウスが、高市首相とトランプ米大統領の会談の様子や、親指を立てて並ぶツーショットの写真を公開した。日本政府高官によると、首脳会談は和やかな雰囲気だったという。親指を立てて並ぶ高市首相(右)とトランプ米大統領(ホワイトハウスのXより)
首脳会談は約1時間半で終了

午後1時10分(日本時間2時10分) トランプ米大統領と高市首相の会談が終了した。トランプ氏は、ホルムズ海峡の航行の安全へ向けて日本に貢献を要請したという。(詳しくは こちら )
真珠湾攻撃に関する言及も
トランプ米大統領は、日本などの同盟国にイランへの軍事攻撃を事前に知らせなかったのかを問われ、「あまり情報を漏らしたくないからだ。我々は奇襲を仕掛けたいと考えていたため、誰にも話さなかった」と答えた。さらに真珠湾攻撃を引き合いに出す場面もあった。(詳しくは こちら )
会談では冗談も交えて
トランプ米大統領は高市首相に対し、「私はあなた(高市氏)の言語を習得していない。次にあなたが(ワシントンに)来る時には、言語を習得するようにする」と冗談交じりに述べ、日本語を学ぶ意欲を示した。会談でトランプ米大統領(右)と握手する高市首相(19日午前、ワシントンのホワイトハウスで)=沢野貴信撮影
中国訪問「約1か月半延期」

トランプ米大統領は、中国訪問について約1か月半延期されるとの見通しを示した。(詳しくは こちら )
午後0時15分(日本時間1時15分) 日米首脳会談の冒頭発言終了。
「日本にステップアップを期待」
トランプ米大統領は、中東情勢での日本の役割に関して「日本にステップアップを期待している。日本には4万5000人の米兵がいて我々は多くの資金を使っている」と述べた。「我々には(支援は)何も必要ない。正直なところ、日本からも、他の国からも必要としていない。しかし、ステップアップするのは適切だ。日本は、石油の90%以上を輸入に頼っている。それは、ステップアップするのに十分な理由だ」と述べた。
日中関係「どのような状況か知りたい」
トランプ米大統領は、日中関係について「高市首相と中国について話をしたい。日中が少し緊張した関係にあることを知っている。どのような状況か知りたい」と述べた。
NATOへの不満ぶちまける
トランプ米大統領は、ホルムズ海峡の安全の確保に関する日本の取り組みついて「今日はその件について話し合う予定だ。私たちはあらゆる面で日本から多大な支援と協力を受けてきた。一昨日や昨日、日本に関する説明の内容から判断すると、日本側は本当に積極的に取り組んでいると確信している。NATO(北大西洋条約機構)とは異なる」と述べた。(詳しくは こちら )
トランプ氏「追加の部隊派遣をするつもりない」
午前11時55分頃(日本時間0時55分) トランプ米大統領はイランに対する軍事攻撃について「追加の部隊派遣をするつもりはない。(原油)価格を維持するために必要なことは何でも行う」「経済は好調だ」と語った。
高市首相、トランプ氏に「ドナルド」
高市首相は会談の冒頭で「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思う」とトランプ氏をファーストネームで呼び、イランについては「イランの核兵器開発は許されない」と非難した。(詳しくは こちら )トランプ米大統領(中央右)と会談に臨む高市首相(同左)ら(19日午前、ワシントンのホワイトハウスで)=沢野貴信撮影
トランプ氏、高市首相に「偉大な女性だ」
午前11時48分(日本時間0時48分) トランプ米大統領は高市首相について「素晴らしい人であり、心から尊敬している。選挙で勝利した偉大な女性だ」と述べ、高市首相と握手した。
午前11時37分(日本時間0時37分) トランプ米大統領と高市首相の会談がホワイトハウスで始まる。高市首相は最初、英語で話し始めた。その後、通訳を介してトランプ氏とやり取りした。高市首相はブルーのスーツ姿。赤沢経産相、茂木外相も同席。
午前11時24分(日本時間0時24分) 高市首相がホワイトハウスに到着。写真撮影開始。
【ホワイトハウスのYouTubeより】
会談のポイントは?
会談では、トランプ氏が護衛艦の派遣など、ホルムズ海峡の安全の確保に向け、日本に具体的な関与を求めてくるかどうかに注目が集まる。(詳しくは こちら )日米首脳会談を巡る主な課題と懸念事項

また、経済安全保障分野での連携や、エネルギー分野などでの対米投資についても合意を目指す。( 11兆円のエネルギー投資で共同文書発表へ )
夕食会も予定、弾丸で渡米
当初は対中国政策を主要テーマに想定していた会談だが、イラン情勢が焦点となりそうだ。会談後には夕食会も予定されている。 (高市首相「出来ないことは出来ないと伝えるつもりだ」)高市首相訪米の主な日程

日英など6か国「安全な航行確保に貢献」と声明
日本やイギリスなど6か国は19日、ホルムズ海峡について「安全な航行を確保するための適切な措置に貢献する用意がある」との共同声明を発表。イランの海上封鎖を「最も強い言葉で非難する」とした。(詳しくは こちら )
米軍基地に高市首相が到着、会談は大統領執務室で

高市首相は18日午後10時頃(日本時間19日午前11時頃)にワシントン郊外の米軍基地に到着した。トランプ大統領との会談は、19日午前11時15分(同20日午前0時15分)から大統領執務室で行われる予定。
石原伸晃・元自民党幹事長「『できません』と言う必要はない」
杉山晋輔・元駐米大使と石原伸晃・元自民党幹事長が19日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、19日に行われる日米首脳会談について議論。石原氏はトランプ氏が高市首相に直接、護衛艦派遣などを求めてきた場合について「『できません』と言う必要はない」と指摘した。(詳しくは こちら )
「大きな成果」と語った昨年10月の首脳会談

昨年10月にトランプ大統領が来日した際には、首相が「高市流」のおもてなしで歓待し、トランプ氏は「私たちは、すぐにとても親しい友人になった」と強調するなど親密な様子が目立った。
舞台をアメリカに移す今回、両氏の距離を縮める好機となるかどうかも注目が集まる。詳報