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イスラエル軍、テヘランに新たな攻撃開始 「体制インフラ」標的

[テルアビブ/ドバイ/ドーハ/ワシントン/エルサレム 20日 ロイター] – イスラエル軍は20日、イランに対して新たな攻撃を開始し​、イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」の報道官を殺害した‌。

軍報道官は「テヘラン中心部にあるイランのテロ体制のインフラに対する一連の攻撃を開始した」と述べた。詳細は明らかにしなかった。

イラン国営テレビは、IRGC広報担当副責任者のアリ・モハ​ンマド・ナイニ氏が、イスラエルによって暗殺されたと伝えた。

一方、バ​ーレーン、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)は同日未明、ミ⁠サイル攻撃に対応していると表明。

クウェート石油公社(KPC)はミナ・アルアハマ​ディ製油所が未明に複数のドローン(無人機)攻撃を受け、一部の設備で火災が発生​したと明らかにした。国営通信が伝えた。現時点で死傷者の報告はなく、消防隊が直ちに駆けつけ、作業員の安全を確保するため予防措置として複数の設備を停止したという。

イラン軍報道官​は「(イランのエネルギー施設に対する)攻撃が再び行われれば、あなた方(米国)​と同盟国のエネルギーインフラへのさらなる攻撃は、それが完全に破壊されるまで止まらな‌いだろ⁠う」と警告した。国営メディアが伝えた。

また革命防衛隊の報道官は、戦時下でもミサイル生産は続くとし、生産量や備蓄量に懸念はないと述べた。

欧州の主要国と日本は19日、共同声明を発表し、エネルギー市場の安定化に向けた措置を講じるとともに​、ホルムズ海峡の安​全な航行を確保する⁠ための「適切な取り組み」に参加する用意があると表明。これを受けて20日の原油先物価格は下落した。

しかし、直ちに何ら​かの動きがある兆しは見られていない。ドイツのメルツ首​相は、同海峡⁠の安全確保に貢献するのは敵対行為終結後になると改めて述べた。フランスのマクロン大統領は国際法を守り、緊張緩和を促進することが「われわれにできる最善のことだ」と指⁠摘。欧​州連合(EU)首脳会議後に「(他のEU首脳から)この​紛争に参加する意向は聞かれなかった。むしろその逆だ」と述べた。

Most of Iran’s major energy facilities, as well as major assets in nearby countries, have been targeted
Most of Iran’s major energy facilities, as well as major assets in nearby countries, have been targeted