
[ニューヨーク 26日 ロイター] – 米国防総省は26日、対イラン作戦で水上ドローン(無人水上艇)を監視・哨戒活動用に実戦配備したと初めて公式に認めた。
使用されているのは米東部メリーランド州に拠点を置く企業ブラックシーが製造した「GARC」と呼ばれるもの。国防総省の米中央軍担当報道官はロイターの問い合わせに対して、パトロールに利用していると述べた。
報道官は「米軍は中東地域において、GARCのような水上ドローンを含む無人システムの配備を続けている。特にGARCは、対イラン作戦を支援する海上哨戒任務で、これまでの航行時間が450時間以上に達し、航行距離は2200海里以上を記録するなど、成功裏に運用されている」と説明した。
既にイランは、米国とイスラエルから攻撃を受け始めて以来、ペルシャ湾の石油タンカー攻撃に少なくとも2回水上ドローンを投入している。
米軍が水上ドローンを攻撃に利用した形跡はこれまでに見られない。
水上ドローンは、ウクライナが自爆攻撃に用いてロシアの黒海艦隊に大きな損害を与えたことで近年注目を集めている。