
[キーウ 29日 ロイター] – イラン情勢が緊迫する中、ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、ドローン(無人機)攻撃への対応策を巡り、ヨルダンのアブドラ国王と安全保障分野での協力の可能性について協議したと明らかにした。
「安全保障分野における協力の可能性や、中東・湾岸地域の情勢全体について話し合った」とテレグラムに投稿した。
ウクライナはイランのドローン攻撃を受ける国に対し、防空の専門知識やドローン技術の提供を提案している。
ゼレンスキー氏は「われわれの経験では、統一されたシステムなしでは国民や重要インフラを完全に保護することは不可能だ」と指摘。
ロシアとの4年にわたる戦争で「われわれはイラン製ドローンを含む絶え間ない攻撃と戦わねばならなかった」とし、ウクライナにはまさにそうしたシステムがあると述べた。
その上で、ウクライナは「(相手国が)われわれの体制強化を支援してくれることを期待」して専門知識の提供を申し出ているとした。
ロシアとの戦争が5年目に入り、西側の軍事支援に不透明感が強まる中、ゼレンスキー氏は湾岸諸国からの支援確保と国内の武器生産資金の調達を視野に入れている。
同氏は28日にアラブ首長国連邦(UAE)とカタールを訪問し、防衛協力で合意した。