
[グレープバイン(米テキサス州) 28日 ロイター] – 全米の保守派が集まる保守政治行動会議(CPAC)が28日に南部テキサス州で開いた今年の大会で、2028年の次期大統領選の共和党候補としてバンス副大統領が最も支持を集めた。
CPACが行った模擬投票によると、投票した1600人余りの参加者の約53%の支持をバンス氏が集めた。第2位はルビオ国務長官で、35%の票を獲得した。
今回の投票結果は、最終的な共和党候補を占う上で必ずしも有力な手掛かりになるとは言えない。ただ現時点で、トランプ大統領の岩盤支持層である「MAGA」派がどのような立ち位置なのかを知ることができる。
会計士でキリスト教福音派だという58歳の男性はバンス氏に投票したと述べ、その理由としてバンス氏がMAGA派の運動と足並みがそろっていることや、しばしばキリスト教信仰に言及してきた点を挙げた。
男性はロイターに「最初は経験不足などの面でバンス氏にあまり信を置いていなかった。しかし私は彼の行動を全て目にしてきた。彼は本物の紛れもない人物で、キリスト教信仰を積極的に公言している」と語った。
昨年のCPACの模擬投票でもバンス氏は得票率61%で首位に立った。一方、ルビオ氏はわずか3%だったが、国務長官としてトランプ政権の外交政策において存在感を高めるとともに、今回躍進したとみられる。
2人以外に2%を超える得票率を記録した人物はいなかった。