▽2026年度予算案が7日成立見通し…高市首相、イラン首脳との電話会談「できる限りのことをやっていく」<読売新聞オンライン>2026/04/06 17:30 

 自民党と立憲民主党は6日、2026年度予算案の締めくくり質疑を7日の参院予算委員会で行うことで合意した。予算案は同日の参院本会議で採決され、否決された場合でも衆院の優越により、同日中に成立する見通しだ。

 自民の磯崎仁彦参院国会対策委員長と立民の斎藤嘉隆国対委員長は6日、国会内で断続的に協議した。磯崎氏が、野党の求めに応じて高市首相が出席する参院予算委での集中審議を予算成立後も開催することなどを受け入れ、締めくくり質疑の実施までは合意した。

 斎藤氏は、「(7日に)予算委と本会議で採決することになるだろう」と国会内で記者団に語った。与党は参院で過半数を持たず、無所属議員らの賛成を得て予算案を可決、成立させたい考えだ。自民は参院で2議席を持つ日本保守党の協力も見込んでいる。

 参院予算委は6日、首相らが出席し、集中審議を行った。首相は中東情勢の悪化を受け、イラン首脳との電話会談に意欲を示し、「対話を適切なタイミングで行うための準備をしている。できる限りのことをやっていく」と述べた。

▽高市首相、イラン首脳との電話会談に意欲「準備行っている」…自民は予算案の7日採決を提案<読売新聞オンライン>2026/04/06 12:17

 参院予算委員会は6日午前、高市首相らが出席し、集中審議を行った。中東情勢の悪化を受け、国民にエネルギーの節約や需要抑制を呼びかける可能性について、首相は「長期化も見据え、あらゆる可能性を排除せずに臨機応変に対応する」と述べた。自民党は同日午前、2026年度予算案を7日に採決することを立憲民主党に提案した。

 予算委で首相は、石油について「備蓄放出やホルムズ海峡を経由しない代替調達を通じて、日本全体として必要となる量は確保されている」と強調した。電力に関しては、ホルムズ海峡を経由する燃料への依存度が低く、安定供給に支障は出ていないと説明した。

 イランの首脳との電話会談を行うことにも意欲を示し、「対話を適切なタイミングで行うための準備を行っている」と語った。詳細については言及しなかったが、「重要なのは、日本船舶も含め、全ての船舶の航行の安全が確保されることだ」と訴え、ホルムズ海峡内に船舶がとどまっている他国と連携し、イランへの働きかけを強める考えを示した。

 一方、自民の磯崎仁彦参院国会対策委員長は6日午前、立民の斎藤嘉隆国対委員長と国会内で会談し、26年度予算案について、参院予算委で7日に締めくくり質疑と採決を行うことを提案した。野党側がさらなる集中審議の実施を求めていることを踏まえ、締めくくり質疑に先立ち、首相が出席する集中審議を7日午前に行うことも提案した。

 斎藤氏は会談後、「十分な審議が行われているとは言いがたい」と記者団に述べ、他の野党と協議する意向を示した。6日午後に磯崎、斎藤両氏で再協議する。