
[ワシントン 7日 ロイター] – 米ホワイトハウスのレビット報道官は7日、トランプ米大統領はパキスタンが提案したイランに対する合意期限の2週間延長について把握しており、対応を示すと明らかにした。
パキスタンのシャリフ首相は現地時間の8日、トランプ米大統領に対し、イランに原油輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖解除を求める期限を2週間延長するよう要請。「外交が十分な役割を果たせるよう、トランプ大統領に対し、期限を2週間延長することを強く要請する。パキスタンは誠意をもって、善意の措置として同様に2週間、ホルムズ海峡の通航を再開するよう、イランにも求める」とXに投稿した。
シャリフ氏は「戦闘に関与する全ての当事者」に対し、戦争の決定的な終結に向けて外交に道を開くために全地域で2週間の停戦を順守するよう呼びかけ、戦争を平和的に解決するための外交努力で「着実かつ力強く、強力に進展しており、近い将来、実質的な成果につながる可能性がある」とした。
パキスタンはイランと米国の交渉で主要な仲介役を担っている。イラン当局者はロイターに対し、仲介国を通した米国との交渉は現在も続いていると明らかにした。別のイラン高官はロイターに対し、イランはパキスタンからの要請を前向きに検討していると述べている。
トランプ大統領は7日、イラン情勢を巡り「今夜、一つの文明が滅びる」可能性があると警告し、米東部夏時間午後8時(日本時間8日午前9時)に設定した期限までに交戦終結案に合意するよう改めて求めた。