- 「可能な限り早期」にレバノンと交渉するよう指示-ネタニヤフ首相
- ヒズボラ武装解除、イスラエル・レバノンの平和的関係確立が焦点に

イスラエルのネタニヤフ首相は9日、レバノンと直接交渉することに合意したと明らかにした。
ネタニヤフ氏は「レバノンが繰り返し、イスラエルとの直接交渉を求めていることを受け、私は前日、内閣に対し、可能な限り早期にレバノンとの直接交渉を開始するよう指示した」と説明した。
交渉では、親イラン民兵組織ヒズボラの武装解除と、イスラエルとレバノンの平和的関係の確立が焦点になるという。
この報道が伝わると、米株式相場は上げに転じ、原油価格は上げ幅を縮小した。ニューヨーク時間午前の取引でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油5月限は一時1バレル=102ドルを上抜けたが、その後100ドルを割り込んだ。
米国とイランは7日に停戦合意を発表したが、双方が合意違反を非難。停戦がレバノンにも適用されるかどうかを巡る解釈の相違が、合意を崩壊させかねない主要な争点に浮上している。
トランプ米大統領は8日にネタニヤフ氏と電話会談し、イランとの協議を確実に成功させるため、レバノンでの攻撃を縮小するよう要請した。NBCが政権高官の話として報じた。高官の名前は明示していない。
同高官によると、イスラエルは「協力的なパートナーになる」ことに同意した。イスラエル大使館の報道官はコメントの要請に応じていない。
米国とイランの代表は11日にパキスタンのイスラマバードで協議を開始する見通しで、外交的な取り組みは続いている。米国側はバンス副大統領が率い、イランの交渉団は9日にイスラマバード入りする予定だ。
一方、海上輸送の要衝であるホルムズ海峡は、米国とイランの停戦合意後も事実上の封鎖が続いている。停戦は極めて不安定な状態が続いており、航行の改善にはつながっていない。
ホルムズ海峡の支配を制度化しようとする動きの一環として、イランの港湾海事当局は2つの安全航路を公表した。国営メディアが伝えた。これらの航路については、通常航路に機雷が存在する可能性を回避するために必要だと説明している。
原題:Israel Says Agrees to Direct Talks With Lebanon、US, Iran Prepare for Talks With Lebanon Conflict Unresolved (2)(抜粋)