政府は9日午前、再審制度の見直しに向けた刑事訴訟法改正案について、予定していた10日の国会提出は見送ると、衆参各院の議院運営委員会理事会に伝えた。与党から政府案への反対意見が出て、法務省が修正を検討しているためで、提出時期は今後詰める。

 政府案では、再審開始決定に対する検察官の不服申し立てを現行法のまま維持している。与党からは、不服申し立てが 冤罪えんざい 被害者の迅速な救済を妨げる原因になっているとして、反対意見が続出している。

 政府は改正案を今国会に提出する方針は変えていないとしている。