国や地域別で最も多かったのは、韓国からの旅行者で、去年の同じ月よりも２８．５％増加して８０万３８００人、次いで中国が０．３％増加して６３万２３００人でした。先月、韓国と九州を結ぶＬＣＣの路線が新たに就航したことなどで、韓国からの旅行者が大きく増えました。また例年多くの観光客が訪れる中国の旧正月「春節」が、ことしは２月となる中でも、中国からの旅行者が増えたことが、全体としての増加につながった形です。

観光庁の田村明比古長官は記者会見で、「春節の時期がずれたことで旅行者数も多少落ち込むかと思ったが、堅調な結果となった。欧米からの旅行者が増えるよう、引き続きプロモーションを行いたい」と述べました。