トランプ米大統領は、北朝鮮の金正恩労働党委員長はこれまでのところ「非常に高潔」だと称賛し、米朝首脳会談を「極めて早期に」開催したいと語った。

北朝鮮の体制を長く批判してきた米国としては大きな姿勢転換だ。トランプ大統領も昨年は金氏を「小さなロケットマン」と揶揄（やゆ）し、北朝鮮の「国民と軍がこのようなひどい状況に耐えているのは信じがたい」と述べていた。

トランプ大統領は訪米中のマクロン・フランス大統領との会談中にホワイトハウスで記者団に語った。「協議は非常に順調だ」とし、「金正恩氏は非常にオープンで、現在見られるところから考えて、非常に高潔だと思う」と述べた。

「北朝鮮に関して何か特別なことをするチャンスがあると思う。彼らにとって、われわれにとって、皆にとって、良い何かだ」と付け加えた。