【ワシントン時事】ムニューシン米財務長官は３日、米ＣＮＢＣテレビのインタビューで、貿易摩擦の解消が焦点となった米中首脳会談について「中国が１兆２０００億ドル（約１３６兆円）超の輸入を追加する意向を示した」と語った。巨額の対米貿易黒字を削減するためで、米国産の液化天然ガス（ＬＮＧ）調達などが有力候補に挙がっているという。
クドロー米国家経済会議（ＮＥＣ）委員長は、１日の首脳会談で開始が決まった２国間協議に関し、米国は来年１月１日から９０日間を交渉期限に設定したと初めて明らかにした。来年３月末までは対中追加関税の拡大を凍結する一方、中国の知的財産権侵害やハイテク産業補助金政策などの是正を話し合う。（2018/12/04-06:57）
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