マレーシアのマハティール首相=2018年8月、北京(AFP時事)

 【クアラルンプール時事】マレーシアのアズミン経済相は26日、同国政府が、中国の政府系企業と共同で進めていた「東海岸鉄道計画」の中止を正式決定したと明らかにした。地元メディアに語った。中国側から高利で借り入れた事業費がマレーシアの国家財政を圧迫すると判断した。

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 東海岸鉄道計画は、マレーシアがナジブ前政権時代の2016年10月から進めていた、マレー半島を横断する全長688.3キロ、総工費810億リンギ(約2兆1500億円)に上る大型公共事業。中国政府が推し進めるシルクロード経済圏構想「一帯一路」で重要な事業と位置付けられており、中止決定は中国に打撃となりそうだ。(2019/01/26-18:16)