[ウェークフィールド(英国) 5日 ロイター] – ジョンソン英首相の弟であるジョー・ジョンソン氏が5日、閣僚を辞任するとともに、議員も辞職する意向を表明した。欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット)問題を巡り、国益を優先するという苦渋の選択を強いられたと胸の内を明かした。
同氏はツイッターで「過去数週間、家族に忠誠を誓うのか、それとも国益を選ぶかで身が引き裂かれるほど悩んだ」と述べた。
2016年の国民投票では兄である首相とは異なり、EU残留に票を投じた。過去には離脱問題で2回目の国民投票を実施すべきとも表明。ジョンソン家ではこのほか、妹や父親もEU残留を望んでいる。