【ソウル時事】韓国の聯合ニュースによると、不正会計疑惑などが浮上している元慰安婦支援団体が運営する施設の女性所長(60)が6日、京畿道坡州市の自宅で死亡しているのが発見された。地元警察が7日、明らかにした。警察関係者は「他殺の疑いはないもようだ」と述べており、自ら命を絶った可能性がある。

検察、慰安婦支援団体を捜索 不正会計疑惑で「聖域」にメス―韓国

 死亡したのは支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」が運営する元慰安婦の生活支援施設「平和のわが家」の所長。疑惑の捜査を続ける検察当局は5月、正義連事務所とともに同施設も家宅捜索していた。