[ワシントン 7日 ロイター] – トランプ米大統領が高校時代に、大学進学適性試験(SAT)受験のために金を支払って替え玉を雇っていたと、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が7日、めいのメアリー・トランプ氏が執筆したトランプ一族の内幕本の原稿内容を報じた。
NYTによると、メアリー氏は内幕本「トゥー・マッチ・アンド・ネバー・イナフ」の中で「替え玉が試験で獲得した高得点は後に、トランプ氏が名門ビジネススクールであるペンシルバニア大学ウォートン校に入学する一助となった」と記した。
ホワイトハウスのコンウェイ上級顧問は記者団に対し、メアリー氏が臨床心理士であることに言及し、「トランプ大統領はメアリー氏の患者ではなく、叔父だ」とし、「家庭内の問題にすぎない」と擁護した。
マクナニー大統領報道官は「うそで塗り固められた本でしかない」と一蹴した。