[14日 ロイター] – 米アップルは14日、利用者が同社のアプリ販売サイト「アップストア」からアプリをダウンロードする際、個人情報の扱いについて分かりやすくする新たなルールを開始したと発表した。

新たなルールは6月の開発者会議で導入が公表されたもので、先週になってアプリの新規公開やアップデートの承認プロセスの一環として開発者に情報開示が義務付けられるようになった。

利用者にはアプリをダウンロードやアップデートの前に、個人情報の扱われ方が表示される。具体的には、利用者が他のアプリやウェブサイトを利用する際にどういう形でデータを追跡・収集するかなどの開示を義務付ける。

利用者にデジタル広告向けデータの利用に関して通知を義務化することについては、フェイスブックなどの企業が反発。多くの広告主は、新たなルールを受けて利用者が個人データ収集を拒否するとみている。