【ベルリンAFP時事】ドイツ当局は23日、欧州西部を今月中旬襲った豪雨による死者が180人になったと明らかにした。ベルギーの死者も36人になり、計216人の犠牲が確認された。

〔写真特集〕ドイツ・ベルギーで洪水

 最も被害が大きかった独西部ラインラント・プファルツ州では132人が死亡したほか、149人の行方が分かっていない。ヘリコプターや救助犬を動員して捜索が続けられているが、警官の一人は「全員の遺体を発見できるのか、正直言って分からない」と語った。今後数日、再び雨の予報が出ており、警戒が続く。