[ワシントン 4日 ロイター] – 米国のシャーマン国務副長官は4日、ミャンマーの民主派勢力でつくる挙国一致政府(NUG)の代表者と会談を行った。クーデターを起こした国軍と対立する挙国一致政府の要人と米政府高官との接触は、公表されたものとしては今回が初めて。

国務省によると、シャーマン副長官は挙国一致政府が外相代行に任命したジン・マー・アウン氏と会談。プライス報道官は「ミャンマーを民主主義の道に戻すための取り組みについて協議した。これには米国による民主化運動の支援継続も含まれる」と述べた。

このほか、新型コロナウイルス感染拡大対策やミャンマー国民への人道支援などについても話し合った。