欧州宇宙機関(ESA、本部パリ)の2日の発表などによると、日欧共同の水星探査計画「ベピコロンボ」の探査機が1日、水星の画像を撮影した。画像は白黒で、磁場を持つ水星の北半球のクレーターなどが写っているという。

 探査機は、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の水星磁気圏探査機「みお」、ESAの水星表面探査機「MPO」の二つが結合されたもので、2018年10月に打ち上げられた。25年末の水星周回軌道投入を予定している。