[香港 12日 ロイター] – 中国電子商取引大手アリババグループ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏が現在、香港に滞在し、先週には少なくとも「数人」のビジネス関係者と食事を取りながら会合したと、関係筋2人がロイターに明らかにした。

馬氏は昨年10月、中国の金融規制当局を公然と批判して以来、公の場にほとんど姿を見せておらず、香港を訪れるのも昨年10月以来初めて。

馬氏の批判を受け、アリババと規制当局の溝は深まり、アリババ傘下の金融会社アント・グループの大型新規株式公開(IPO)は差し止めらる事態に発展した。