【ロンドンAFP時事】英保健安全保障庁(UKHSA)は22日、インド由来のデルタ株から派生した新型コロナウイルス「AY.4.2」(デルタプラス)について、まだ「懸念される変異株(VOC)」ではないものの「調査中の変異株(VUI)」として注視していると説明した。「過去数カ月、英国で急速に広まっている。デルタ株より感染力は強いかもしれない」と述べている。

 ただ、最近の感染拡大が「ウイルスの変化によるものか、別の疫学的条件によるのかは、もっとデータが必要だ」と強調した。デルタプラスは7月に初めて見つかり、今では英国の感染者の6%を占めるとみられている。