[ワシントン 7日 ロイター] – 米労働省が7日発表した第3・四半期の非農業部門の生産単位当たりの報酬を示す単位労働コスト(改定値)は年率換算で前期比9.6%上昇し、速報値の8.3%上昇から上方改定された。市場予想は8.3%上昇だった。インフレ率が当面高止まりする可能性が示された。
時間当たりの労働報酬は3.9%増と、速報値の2.9%増から上方改定された。
単位労働コストの上昇を反映し、労働生産性は5.2%低下。速報値の5.0%低下から下方改定された。
労働生産性は前年同期比では0.6%低下。速報値は0.5%低下だった。