【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は20日、ウズラ・ゼヤ国務次官(民間人保護・民主主義・人権担当)にチベット問題担当特別調整官を兼務させると発表した。バイデン政権はチベットでの中国による人権侵害に懸念を表明しており、調整官起用でチベット問題を重視する姿勢を示し、圧力を強化する狙いとみられる。