【ベルリン時事】ロシアのウクライナ侵攻を受け、ドイツや英国などの欧州諸国は26日までに、制裁措置としてロシアの航空会社の航空機による自国の領空通過を禁止する方針を表明した。ロシアも同様の対抗措置を決定。独フランクフルト―羽田便が離陸後引き返すなど、ロシア上空を長時間飛行する欧州―アジア便に大きな影響が出ているもようだ。

国際決済網からロシア排除 経済孤立化で政権に圧力―ウクライナ侵攻、米欧が制裁拡大

 通過禁止措置を決めたのは独英のほか、ポーランド、チェコ、バルト3国など。今後、追随する国が増えるとみられる。