[ロンドン 15日 ロイター] – ロシアの裁判所は15日、国営テレビ「チャンネル1」の従業員とされる女性がスタジオでの生放送中に映り込み、反戦を訴えた行為は法律に違反するとして、女性に対し3万ルーブル(280ドル)の罰金を科した。ロシア通信(RIA)が伝えた。
女性は14日、ニュースを読み上げるキャスターの背後で、ロシア語と英語で「戦争反対。戦争をやめろ。プロパガンダを信じるな。この人たちはあなたにうそをついている」と書いたプラカードを掲げ、「戦争やめろ。戦争反対」と叫んだ。
これに対し、ロシア大統領府のペスコフ報道官は「この女性に関する限り、これはフーリガン行為だ」と述べた。