[4日 ロイター] – 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が米ツイッターの株式9.2%を取得していたことが4日、分かった。筆頭株主になった可能性がある。これを受けツイッターの株価は23%上昇した。

マスク氏はツイッターの言論の自由への取り組みに疑問を呈し、新たな交流サイト(SNS)の構築について真剣に検討しているとツイッターに投稿していた。

提出資料によると、マスク氏はツイッター株式を7350万株保有。1日終値で算出した価値は最大で29億ドルとなる。

ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイブス氏は、マスク氏の株式取得について「ツイッターの役員・経営陣とのより広範な対話の始まりに過ぎず、最終的には発言権の拡大や、ツイッター株式保有の一段の増加につながる可能性がある」と述べた。