[フランクフルト 22日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、インフレ率が目標の2%に回帰するまでECBは利上げを継続すると表明した。独紙Funke Mediengruppeが22日、インタビュー記事を掲載した。
インフレ対応に向け、これまでで最も強いコミットメントを示す発言となる。
ECBは21日、主要政策金利を0.5%ポイント引き上げ、2011年以来11年ぶりとなる利上げを実施した。ロシア産ガス供給不安による景気への影響が懸念されるものの、高進するインフレへの対応をより重視し、引き上げ幅は前回の理事会で示唆した0.25%ポイントの倍となった。