[26日 ロイター] – ロシアが先週末ウクライナ南部オデーサ(オデッサ)の港をミサイル攻撃したことについて、英国防省は26日、ウクライナの軍艦と対艦ミサイルが同港に存在していたことを示すものはないとの見解を明らかにした。
「ロシアはウクライナの艦船攻撃能力を低下させることを引き続き優先するだろう」とし上で「しかし古い情報、不十分な計画、トップダウン方式の作戦によってロシアの標的設定能力は常に損なわれている可能性が高い」と指摘した。
ウクライナ軍は23日、オデーサの港がロシアのミサイル攻撃を受けたと発表した。港に着弾したのは2発で、他の2発は防空部隊が迎撃したという。ロシア外務省報道官は24日、巡航ミサイルによる攻撃でウクライナ軍の船を破壊したと主張している。