[ワシントン 23日 ロイター] – 米国はウクライナに対する約30億ドルの追加軍事支援を早ければ24日にも発表すると、米政府当局者が23日に明らかにした。2月24日のロシアによる侵攻開始以降で最大となる。
この支援は、24日のウクライナの独立記念日に合わせて準備されている。
既存の在庫から兵器を提供するのではなく、ウクライナ安全保障支援イニシアティブ(USAI)基金を活用して、業界から調達する。
当局者は今回の支援について、これまでにウクライナ軍に提供されていない兵器は含まれていないようだが、弾薬や防衛システムなどのより中期的な目標に焦点を当てたものになると述べた。
USAIの下で企業が調達する必要があり、兵器が欧州に到着するまでには数カ月かかる可能性があるという。
また、兵器の量や種類が正式発表前に変更される可能性もあるという。
ロシアによる侵攻開始以降、米国がウクライナに提供する軍事支援の総額は106億ドルに達している。