[ソウル 25日 ロイター] – 北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は25日、中国との国境付近で原因不明の発熱患者が4人報告されたが、新型コロナウイルスではないと報じた。
北朝鮮は今月、新型コロナとの戦いに勝利したと宣言している。
KCNAによると、中国との国境に接する両江道で「悪性の伝染病に感染した疑いがある」4人の発熱患者が報告された。当局は直ちに当該地区を封鎖し、医療チームを派遣した。
ただ全国の感染状況を詳細に分析したところ、新型コロナの流行は今月収束し、それ以降、感染者は出ていないという。
現在、当局が疫学、ウイルス学、検査の専門家を現地に派遣して原因を調べている。