[ソウル 25日 ロイター] – 韓国の尹錫悦大統領は25日、北朝鮮の核・ミサイルの脅威が増大している状況に対処するため、軍の作戦計画を更新するよう指示した。大統領府が明らかにした。

米韓両軍が22日、定例の合同軍事演習を開始した。今年から「乙支(ウルチ)フリーダムシールド」と改名された演習は9月1日に終了する予定。

尹氏は今年の演習は異なるシナリオに基づいて行われているとし、北朝鮮の増大する脅威を反映していると述べた。

軍司令官に対し「現実味を増してきた北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する作戦計画の更新など、国民の生命と財産を保証するための方策を早急に準備する必要がある」と指摘した。