国民民主党の玉木代表=似顔=は30日の記者会見で、立憲民主党の新執行部について「憲法審査会は止めないでもらいたい。(憲法審を)開くこと自体がニュースになる古いやり方からは脱却したはずだ。野党第1党として協力してほしい」と述べた。
対決路線への回帰を前面に出す立民の安住淳国会対策委員長に対し、憲法審の開催を拒否しないよう注文をつけた形だ。衆院憲法審は、立民の泉代表が「提案路線」をとった先の通常国会では、ほぼ毎週開催され、計15回の実質審議が行われた。安住氏が国対委員長を務めていた2020年通常国会での実質審議は1回、21年通常国会も3回にとどまっていた。