【イスタンブール時事】イラン検察は4日までに、国民の服装を街頭で監視する風紀警察の「廃止」に触れ、取り締まりの在り方を見直す姿勢を示した。現地メディアが報じた。国内で風紀警察の振る舞いに反発する抗議デモが長期化する中、当局側が一定の配慮を示したものとみられる。
イランでW杯の米勝利喜んだ男性射殺 人権団体「治安部隊が銃撃」
イランでは9月16日、スカーフの「不適切な着用」を理由に連行された22歳の女性が風紀警察の拘束下で不審な死を遂げた。これに反発する抗議行動は全土に拡大し、強権的なイスラム体制の打倒を求める声も噴出した。