[11日 ロイター] – 米メディア大手ニューズ・コーポレーション傘下で経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)や投資情報誌バロンズなどを発行するダウ・ジョーンズ(DJ)が11日に人員削減を行う計画だと、労働組合IAPEが明らかにした。

DJの広報担当者は「当社の優先事項に合わせ、さらなる成長に向けた位置を確保するため幾つかのチームが部分的に再編され、特定のポジションは廃止された」とロイターに述べた。

IAPEは声明で、影響を受ける従業員の数や勤務地、部門は現時点で把握していないと述べた上で、米国外の従業員もレイオフに関する会議への参加要請を受け取っており、グローバルでの削減のようだとしている。

IAPEの米南東部拠点責任者らは11日、首都ワシントンの組合員に対し、会社側はレイオフの範囲をまだ明確にしていないものの、ワシントンや他の拠点のWSJ部門は今回の対象に含まれていないようだと伝えた。