[モスクワ 17日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は17日、ロシア経済は2022年に2.5%縮小する可能性が高いが、堅調な収穫を受け、大半の専門家の予測ほど悪化しないと述べた。
さらに「異例に困難となった」22年の後、23年に直面する経済リスクを認識しているとした。
財務相や中銀総裁など高官との会合で、ロシアはウクライナ侵攻を巡る西側諸国からの制裁が最初に強化されたときよりも、今後の経済的課題についてより把握していると指摘。「実際の動向は多くの専門家の予測よりも良好なことが判明した」とし、「海外はもちろん、国内にも10%や15%、20%もの(国内総生産の)縮小を予測する専門家がいたが、(現時点では)22年全体で2.5%の縮小が予想されている」とした。