[ワシントン 25日 ロイター] – 米政府は25日、医療保険制度改革法(通称オバマケア)に基づく2023年の医療保険加入者が1600万人を超えたと発表した。前年比で12%以上の大幅増となり、オバマ政権下の2010年に同法が成立して以来、最高を記録した。
23年の同医療保険への加入期間は22年11月1日から23年1月15日まで。
オンライン市場で保険を販売する33州から約1200万人が加入、住民に直接保険を販売する州から約400万人が加入した。ホワイトハウス高官によると、新たに加入したのは約360万人だった。
バイデン大統領は声明で、加入者が過去最高だったことに触れ、保険加入者の拡大と医療費負担の削減において政府は記録的な進歩を遂げたと述べた。
オバマケアは、雇用主を通じて手頃な医療保険に加入できない低・中所得者層を支援している。