[トビリシ 10日 ロイター] – 旧ソ連構成国ジョージアの議会は10日、3日間にわたる激しい抗議デモを引き起こした「外国の代理人」に関する法案を否決した。
これに先立ち、与党「ジョージアの夢」は同法案を撤回すると発表していた。
同法案は資金の20%以上の提供を国外から受けている団体に外国の代理人としての登録を義務付け、未登録の団体には多額の罰金を科す内容だった。
反対派は、この法案が2012年にロシアで制定され言論弾圧に使用された法律に類似していると批判。将来的な目標である欧州連合(EU)加盟が遠のくと懸念していた。