[13日 ロイター] – 暗号資産(仮想通貨)交換業最大手バイナンスは暗号資産業界復興ファンド(IRI)の残りの資金をバイナンスのステーブルコイン「バイナンスUSドル(BUSD)」からビットコイン、イーサ、バイナンスコインなどの「ネイティブ」通貨へ交換する方針を明らかにした。

バイナンスのチャンポン・ジャオ最高経営責任者(CEO)が13日、ツイッターに投稿した。最近のステーブルコインと銀行業界の変化を踏まえた措置としている。

バイナンスは仮想通貨交換業者FTXの破綻を受けて、流動性危機に直面している暗号プロジェクトを支援するために、昨年11月に10億ドル規模のIRIを立ち上げた。